乙訓の文化遺産を守る会の「第42回 歴史文化教室」が,島本町遺跡めぐりをテーマに,快晴の平成22年6月12日(土),25名の参加を得て行われました。 島本町立歴史文化資料館(麗天館)で最近見つかった広瀬遺跡出土品などを見学したあと,尊氏の大軍を湊川で迎え打つため700騎余りで出陣した楠木正成が,その子正行との別れ惜しんだとされる櫻井の驛址を見ました。 その後,駐車場にひっそりとある後鳥羽上皇の水無瀬離宮上御所跡とされる「水無瀬宮跡碑」を訪れたあと,夏の照りつける日差しのしたを広瀬遺跡へと向いました。今年発見された遺跡は既に埋め戻されていましたが,ここからは離宮関連の大型建物群跡や瓦などが見つかっています。 離宮の下御所の跡に建てられたという水無瀬神宮を見て,西国街道を北上し,摂津の国と山背の国の境にある関大明神を見,河陽の宮跡に寄った後,終着地大山崎駅に着きました。 |