発掘前の遺跡全景  発掘現場
   
 出土した銅族 出土した土製の勾玉 
 
出土した弓 出土した石器類
 出土した人面土器,全国的にも珍しい* 出土した大型の石器類
*人面土器は, 1970年第3向陽小学校建設前の調査で出土しました。縦13cm、横16cm、厚さ1cm,壺胴部片に髪、眉、目、鼻が見られます。弥生後期の水路跡から出土しましたが、中期のものとみられています。
人面付土器は、東日本を中心に出土していますが、これほどリアルな表情をもったものは他にありません。弥生時代の農耕祭祀用の特別な器であったとみられています。
出土した土器片  
  乙訓の遺跡

1970年(昭和45年),京都府向日市森本町下森本の市立第3向陽小学校の建設現場から、弥生時代の水田や水路跡が発見され,森本遺跡と命名されました。

森本遺跡は、静岡県登呂遺跡と並ぶ大規模な弥生時代の水田遺構です。ここからは土器や石器、鍬や石包丁などの農具のほか、非常にめずらしい人面付き土器が出土しています。

以下は当会の会員が撮影した当時の貴重な森本遺跡の写真です。
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